総務企画委員会で18年振りの参考人質問

2020年9月24日(木)

9月15日、村山ひできが委員長を務める総務企画委員会で「高齢者福祉委託事業に係る個人情報の盗用事件」に関する陳情審査のため、小金井市議会では18年振りとなる参考人招致が行われました。

小金井市の委託事業法人が実施する介護老人保健施設の個人情報を、西岡市長の支援を受けた元副施設長が2017年の市議選に使うため盗用した事件が昨年11月に発覚していました。今回、その元副施設長を陳情審査の参考人として招致し、委員が一問一答形式で質問することになったわけです。

これまで村山ひできは、委託している法人に対する指導管理が市の責任の範囲であり、個人情報保護に違反していたのならば毅然とした対応をとるべきだと主張してきた経緯があり、その後、市は元副施設長を警察に告訴し、ご本人も罪を認めましたが時効により不起訴処分となっています。

ご本人が罪を認め、警察が時効とした案件を裁判所でもない議会で何ができるのか?…疑問を持たざるを得ません。

市の業務をチェックすることが議会の役割であり、市は委託法人への適切な指導は行っており再発防止策も実施されているとした対応報告書を提出しホームページ等で公開しています。

市としての対応は既に終わっており、参考人招致までする必要はないとイチ議員として考えますが、委員の多数が求めた以上は委員長として粛々と進行し終えることができました。

ご協力いただいた参考人に感謝申し上げます。